税務調査が行われる確率は？

「うちみたいな小さい企業には税務調査なんて来ないんじゃないの？」

なんて話を聞いたことがありますが、実際のところはどうなんでしょうか？

私の経験則からの話ですが、企業の規模と税務調査が行われる確率はあまり関係がないように思います。

夫婦で経営しているような小さな会社でも税務調査は普通にありますし、問題があれば修正申告を求められます。

それよりもこの確率を左右するのは「利益」の有無。

「赤字で申告してると税務署から申告の正確性を疑われて税務調査に来る」

なんてこともあるのかもしれませんが、例えば１００万円赤字の会社が３０万円損益に誤りがあったとしても赤字だということには変わりがない。よって利益に対して課税される法人税などがゼロであることにも変わりがない。

税務署がどう考えているのかわかりませんが、黒字申告をしている会社に少しでも申告に誤りがあれば即追加納税になる可能性が大だというのは事実です。

私の経験則では黒字申告をしている企業のほうが数倍税務調査の確率は高いと思います。

また、「初めての調査だから今後ちゃんとしていけば見逃してくれる」

なんてこともあまり期待できません。そんなことでは課税の公平性は保てないですもんね。

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